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【2026年版】寝ても疲れが取れないのはなぜ?「睡眠休養感」から考える秋の睡眠

「ちゃんと寝たはずなのに疲れが取れない」
「朝起きても、なんとなくだるい」
「睡眠時間は足りているはずなのに、スッキリしない」
そんな感覚はありませんか?
睡眠を考えるとき、「何時間寝たか」だけを気にしがちですが、もうひとつ注目したいのが「睡眠休養感」です。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、成人の睡眠について、睡眠時間の確保とともに睡眠休養感を高めることが推奨されています。
今回は、
「寝ても疲れが取れない」と感じるとき、睡眠をどう見直せばいいのか? 厚生労働省の情報をもとに、分かりやすく解説します。

「睡眠休養感」とは?

睡眠休養感とは、簡単にいえば、「朝起きたときに、しっかり休めたと感じられるか」という感覚です。
つまり、長く寝た=十分に休めたとは限りません。
厚生労働省のGood Sleepガイドでも、良い睡眠には「量(時間)」と「質(休養感)」の両方が重要とされています。
「7時間寝たから大丈夫」と時間だけを見るのではなく、
「朝起きたときに休まった感じがあるか?」も、自分の睡眠を振り返るひとつの目安になります。

成人は何時間寝ればいい?

では、何時間寝ればいいのでしょうか。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人について、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが推奨されています。
ただし、必要な睡眠時間には個人差があります。「全員が必ず8時間寝なければならない」ということではありません。
大切なのは、①必要な睡眠時間を確保できているか、②朝起きたときに休養感があるか。この2つをセットで考えることです。

寝ても疲れが取れないときに見直したい5つのこと

「睡眠時間は取っているのに疲れる」。そんなときは、睡眠時間だけでなく、普段の生活や寝室環境も振り返ってみましょう。

① 寝室の光・温度・音

明るすぎる照明、室温、周囲の音など、寝室の環境は睡眠に関係します。できるだけ自分が心地よく眠れる環境を整えましょう。

② 日中に身体を動かす

厚生労働省のGood Sleepガイドでは、日中に積極的に身体を動かすことも紹介されています。デスクワークなどで活動量が少ない日は、歩く時間を増やすなど、無理のない範囲で身体を動かすことを意識してみましょう。

③ 寝る前のスマートフォン

夜遅くまでスマートフォンやパソコンを見続ける習慣がある人は、寝る前の過ごし方を見直してみましょう。就寝前はリラックスできる時間をつくることも大切です。

④ カフェインやお酒

夕方以降のカフェインや寝酒が習慣になっていないでしょうか。Good Sleepガイドでは、カフェインや飲酒、喫煙を控えることも良い睡眠のためのポイントとして紹介されています。

⑤ 起きる時間を整える

休日だからといって大幅に夜更かし・朝寝坊を繰り返すのではなく、できるだけ規則正しい起床時間を意識することもポイントです。

「秋バテだから」と決めつけないことも大切

9月から10月にかけては、「夏の疲れが残っている」「季節の変わり目だから身体がだるい」と感じることもあるかもしれません。
一般的にこうした状態を「秋バテ」と表現することがありますが、秋バテは医学的な正式診断名ではありません。
以前MISSION LABでも、秋に感じるだるさや夏の疲れとの関係について紹介しました。
▼関連記事
「秋バテ」とは?9月・10月にだるさを感じる理由と夏の疲れとの関係
一方で、「寝ても疲れが取れない」「朝から強い疲労感がある」という状態には、さまざまな要因が考えられます。
厚生労働省も、睡眠の不調や睡眠休養感の低下がある場合には生活習慣などを見直すとともに、病気が潜んでいる可能性にも留意する必要があるとしています。
「秋だから仕方ない」と決めつけず、状態が続いたり日常生活に支障が出たりする場合は、医療機関など専門家への相談も検討してください。

「何時間寝た?」から「ちゃんと休めた?」へ

睡眠というと、「昨日は何時間寝た?」という“時間”に目が向きがちです。
もちろん、必要な睡眠時間を確保することは大切です。ただ、それと同じように、
「朝起きたとき、ちゃんと休めたと感じるか?」にも目を向けてみてください。
寝室の環境、日中の活動、スマートフォン、カフェインや飲酒、生活リズム。毎日の小さな習慣を振り返ることが、睡眠を見直すきっかけになります。

よくある質問(FAQ)

Q. 「睡眠休養感」とは何ですか?

朝起きたときに「しっかり休めた」と感じられる感覚です。厚生労働省では、睡眠時間の確保だけでなく、睡眠休養感を高めることも重要としています。

Q. 成人は何時間寝ればいいですか?

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが推奨されています。ただし、適切な睡眠時間には個人差があります。

Q. 7~8時間寝ても疲れが取れないことはありますか?

睡眠は時間だけではなく、睡眠環境や生活習慣などさまざまな要素が関係します。「何時間寝たか」だけでなく、朝起きたときの睡眠休養感にも注目してみましょう。

Q. 寝ても疲れが取れない状態が続く場合は?

生活習慣や睡眠環境を見直しても睡眠の悩みや休養感の低下が続く場合には、病気が潜んでいる可能性もあります。日常生活に支障がある場合などは、医療機関や専門家へ相談してください。

参考・外部情報

本記事は、厚生労働省が公表している「健康づくりのための睡眠ガイド2023」および「Good Sleepガイド」を参考に、MISSION LAB編集部が作成しています。

※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、特定の疾患の診断や治療を目的とするものではありません。睡眠や体調に関する不調が続く場合は、医療機関等へご相談ください。

寝ても疲れが取れないのはなぜ?睡眠休養感と睡眠の見直し方【2026年】