【2026年版】日本シリーズ開幕!野球のコンディショニングとは?試合前後に大切な5つの習慣
2026年10月24日(土)、プロ野球の日本一を決める「SMBC日本シリーズ2026」が開幕します。
今年は横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスが対戦。第1戦は横浜スタジアムで18時30分開始予定です。
日本一を懸けた大舞台で注目したいのは、打撃や投球、守備の技術だけではありません。選手が試合に向けてどのように身体を準備し、試合後にコンディションを整えるかも、スポーツを考えるうえで重要なテーマです。
今回は日本シリーズ開幕をきっかけに、野球選手や部活動に取り組む学生にも役立つ「コンディショニング」の基本を5つ紹介します。
野球のコンディショニングとは?
コンディショニングとは、練習や試合で自分の力を発揮できるよう、身体と心の状態を整える取り組みです。
筋力や技術を高めるトレーニングだけでなく、ウォーミングアップ、水分補給、栄養、睡眠、休養なども含まれます。
日本オリンピック委員会(JOC)の「TEAM JAPAN コンディショニングガイド」でも、水分補給、栄養、睡眠、メンタル面の管理などが、競技に向けた準備として取り上げられています。
野球は投げる、打つ、走る、守るといった異なる動作を繰り返すスポーツです。ポジションや試合での役割に合わせて、無理のない準備と回復を心がけましょう。
① 試合前のウォーミングアップで身体を準備する
試合前には、軽いジョギングや身体を動かす運動から始め、徐々に野球の動作へ近づけていくことが基本です。
例えば、肩や股関節を動かす運動、短いダッシュ、キャッチボールなどを、体調や競技レベルに合わせて組み合わせます。
大切なのは、最初から全力で動かないこと。準備運動で疲れ切ってしまわないよう、試合開始時刻から逆算して内容を調整しましょう。
日本スポーツ振興センターのアスリート育成情報でも、ウォーミングアップの種類やタイミングを自分に合わせて考える重要性が紹介されています。
② 水分補給は季節に関係なく意識する
秋は夏ほど暑さを感じないため、水分補給への意識が薄れがちです。
しかし、野球の練習や試合では、気温が低い日でも運動によって汗をかくことがあります。
のどが渇いたと感じる前から、活動内容や発汗量に応じてこまめに水分を補給しましょう。大量に汗をかく場合は、電解質の補給も考慮します。
必要な水分量は体格、運動時間、気象条件などによって異なるため、全員が同じ量を飲めばよいわけではありません。
寒い季節でも、運動中の体調変化を見逃さないことが大切です。
③ 試合後はクールダウンと身体のケアを
試合が終わった後は、身体の状態に合わせて軽い歩行や無理のない運動を行い、徐々に活動を終えましょう。
筋肉に張りや痛みがある場合は、無理に強いストレッチを行わず、必要に応じて指導者や医療専門職に相談してください。
クールダウンだけで疲労が完全に回復するわけではありません。運動後の食事、水分補給、十分な休息まで含めて考えることが重要です。
また、強い痛みや腫れ、動かしにくさが続く場合は、単なる疲労と決めつけないようにしましょう。
④ 食事と睡眠もコンディショニングの一部
練習量を増やすだけでは、良いコンディションを維持できません。
日々の食事で必要なエネルギーや栄養を確保し、運動後も適切に補給することが大切です。
そして、見落としたくないのが睡眠です。
日本スポーツ振興センターは、アスリートの睡眠習慣として、就寝・起床時刻を整えることや、睡眠環境を見直すことなどを紹介しています。
夜更かしが続いたり、疲れが取れない状態で練習を重ねたりすると、体調や集中力に影響する可能性があります。
「練習する時間」と同じように「回復する時間」も大切にしましょう。
睡眠について詳しく知りたい方は、MISSION LABの関連記事もご覧ください。
【関連記事:寝ても疲れが取れないのはなぜ?「睡眠休養感」から考える秋の睡眠】
https://mission-japan.jp/blogs/news/sleep-restoration-fatigue-2026
⑤ 毎日の体調を確認し、無理をしない
コンディショニングで重要なのは、自分の身体の変化に気づくことです。
朝起きたときの疲労感、睡眠の状態、食欲、筋肉や関節の痛み、練習中の集中力などを振り返ってみましょう。
特に学生アスリートは、学校生活と練習を両立する必要があります。
疲れが強い日や体調が悪い日は、練習内容を調整したり、休養を取ったりする判断も必要です。
無理を続けることが、必ずしも上達への近道とは限りません。
高校野球・少年野球でも取り入れたい5つの習慣
日本シリーズで活躍する選手たちのプレーを見ると、つい技術や練習量に注目しがちです。
しかし、学生やジュニア世代では、成長段階に応じた運動量や休養への配慮も欠かせません。
まずは次の5つを意識してみましょう。
① 試合前は段階的に身体を動かす
② 運動中はこまめに水分を補給する
③ 試合後は身体の状態を確認する
④ 食事と睡眠をおろそかにしない
⑤ 疲労や痛みがあるときは無理をしない
特別な設備がなくても、毎日の習慣として取り入れられることは少なくありません。
まとめ|良いプレーは日々の準備と回復から
2026年の日本シリーズは、横浜DeNAとソフトバンクが日本一を懸けて戦います。
華やかなプレーの背景にある「身体を整えること」にも目を向けると、野球観戦の楽しみ方が広がるかもしれません。
ウォーミングアップ、水分補給、試合後のケア、食事と睡眠、毎日の体調確認。
これらはプロ野球だけでなく、高校野球や少年野球、さまざまなスポーツにも共通する基本です。
MISSION LABでは、これからもスポーツを楽しむ人の健康と快適なパフォーマンスを支える情報を発信していきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 野球のコンディショニングとは何ですか?
練習や試合に向けて身体と心の状態を整えることです。準備運動、水分補給、食事、睡眠、休養などが含まれます。
Q. 試合前のウォーミングアップは何分必要ですか?
必要な時間は年齢、競技レベル、当日の体調、運動内容によって異なります。時間だけで判断せず、段階的に身体を動かしましょう。
Q. 秋や冬でも野球中の水分補給は必要ですか?
必要です。涼しい季節でも運動中には汗をかくため、活動量や発汗量に応じた水分補給を心がけましょう。
Q. 試合後の疲労回復で大切なことは?
十分な休息、食事、水分補給、睡眠などを組み合わせることです。痛みや強い不調が続く場合は専門家に相談してください。
参考資料
・日本野球機構(NPB)|SMBC日本シリーズ2026
https://npb.jp/nippons/2026/index.html
・日本オリンピック委員会|TEAM JAPAN コンディショニングガイド
https://www.joc.or.jp/games/asia/2026/conditioning_guide/
・日本スポーツ振興センター|自分に合ったウォーミングアップを見つけよう
https://pathway.jpnsport.go.jp/sports/column03.html
・日本スポーツ振興センター|アスリートと睡眠
https://pathway.jpnsport.go.jp/lifestyle/column02.html
※本記事は2026年10月24日時点の公開情報をもとにMISSION LAB編集部が作成しました。一般的なスポーツコンディショニングを紹介するものであり、特定のプロ野球選手・球団の実際の練習方法を説明するものではありません。