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【2026年版】9月の部活・スポーツも熱中症に注意|夏休み明けに確認したいWBGTと7つの対策

9月に入り、学校生活や部活動が本格的に再開します。
「夏休みが終わったから、暑さのピークも越えた」
と思いがちですが、9月だから熱中症対策を終了してよいわけではありません。

気象庁が2026年8月27日に発表した1か月予報では、東日本・西日本を中心に今後1か月程度は気温の高い状態が続く見込みです。さらに8月25日発表の3か月予報でも、向こう3か月の気温は全国的に高いと予想されています。
特に部活動では、走る、跳ぶ、防具を着用するなど、日常生活より身体から多くの熱が発生します。
9月のスポーツ現場では、「秋になったか」ではなく「今日の環境で運動してよいか」を判断することが重要です。

1.まずWBGTを確認する

スポーツ時の熱中症対策で重要なのが、WBGT(暑さ指数)です。
WBGTは気温だけでなく、湿度、日射・輻射などを考慮した暑熱環境の指標です。
日本スポーツ協会(JSPO)では「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」などを通じ、スポーツ現場での熱中症予防を啓発しています。近年もスポーツ指導者を対象に最新知見を共有する熱中症予防フォーラムを開催しています。
練習開始前だけでなく、練習中も環境が変化すれば再確認することがポイントです。

環境省 熱中症予防情報サイト

2.「朝が涼しい」だけで判断しない

9月は朝晩が少し過ごしやすくなっても、日中は気温が大きく上昇することがあります。
朝練の感覚のまま午後の部活動を実施するのではなく、実際に活動する時間帯の気温・湿度・WBGTを確認しましょう。
これは9月の熱中症対策で特に注意したいポイントです。

3.夏休み明けは運動負荷を急に戻さない

選手全員が夏休み中も同じ運動量を維持していたとは限りません。
休養期間が長かった選手が、いきなり長時間・高強度の練習に戻ると身体への負担が大きくなります。
夏休み明けは、
短時間 → 通常練習
低~中強度 → 高強度
というように、体調を確認しながら段階的に負荷を戻しましょう。

4.水分補給を「休憩時間だけ」にしない

運動中は発汗量が増えます。
喉の渇きを感じてからまとめて飲むのではなく、運動前・運動中・運動後にこまめに補給できる環境を作ります。
大量に汗をかいた場合は、発汗量に応じた塩分・電解質補給も検討します。

5.休憩と身体冷却をセットにする

休憩では単に運動を止めるだけでなく、
・日陰へ移動する
・冷房のある場所を利用する
・送風する
・身体を冷やす
・水分を補給する
など、身体に蓄積した熱を逃がす時間にします。
冷却タオルなども補助的に活用できます。

MISSION クーリングテクノロジー

ただし冷却用品を使用していることを理由に、危険な暑さの中で運動を継続することは避けてください。

6.選手自身の「大丈夫」だけに頼らない

スポーツでは、
「練習を休みたくない」
「チームに迷惑をかけたくない」
という心理から、不調を言い出せない場合があります。

指導者側から、
「頭痛はないか」
「気分は悪くないか」
「いつもと動きが違わないか」
などを確認し、周囲から異変を見つける仕組みを作りましょう。

7.異変があれば練習を中止する

めまい、頭痛、吐き気、倦怠感、大量の発汗、筋肉のけいれんなどは熱中症でみられる症状です。
異変があれば運動を中止し、涼しい場所へ移動して身体を冷却します。
意識がおかしい、自力で水分を摂れないなど重い症状がある場合は、速やかな救急要請が必要です。

指導者向け|練習前5項目チェック

□ 今日のWBGTを確認した
□ 選手の体調を確認した
□ 水分補給できる環境がある
□ 涼しい休憩場所を確保した
□ 緊急時の対応方法を共有した

全部チェックできてから練習を始める。
この習慣を9月も続けましょう。

まとめ

9月の部活動で重要なのは、季節ではなく
「今日の環境と選手の状態」を見ることです。
WBGT確認、運動負荷の調整、水分補給、休憩、身体冷却、体調確認、異変時の中止。
夏に続けてきた対策を、9月になった途端に終了させる必要はありません。
環境省の2026年度WBGT情報提供も10月21日まで予定されています。
残暑が続く間は、その日の環境に合わせて安全にスポーツを楽しみましょう。

9月の部活・スポーツの熱中症対策|WBGTと7つの注意点【2026年】