【2026年版】9月も熱中症に注意|残暑期に見直したい7つの暑さ対策
【2026年版】9月も熱中症に注意|残暑期に見直したい7つの暑さ対策
9月が近づき、
「そろそろ熱中症対策も終わりでいいのでは?」
と感じる方も多いかもしれません。
しかし、暑さ対策を「8月まで」と日付だけで区切るのはおすすめできません。
気象庁の最新の1か月予報では、北日本・東日本を中心に、この先も気温が高い傾向が予想されています。
また、環境省による2026年度のWBGT(暑さ指数)や熱中症警戒アラート等の情報提供も10月21日まで予定されています。
9月からは暑さ対策を終わらせるのではなく、
「真夏の対策」から「残暑に合わせた対策」へ。
今回は、9月以降も意識したい7つの暑さ対策を分かりやすく解説します。

そもそも9月でも熱中症になる?
なります。
熱中症のリスクは「何月か」だけで決まるものではありません。
気温、湿度、日射、風、活動量、体調など、さまざまな条件が重なって発生します。
そこで判断材料にしたいのが**WBGT(暑さ指数)**です。
WBGTは気温だけでなく、湿度や日射・輻射なども考慮した熱中症予防のための指標です。
環境省が紹介する日常生活に関する指針では、
・WBGT25以上28未満:警戒
・WBGT28以上31未満:厳重警戒
・WBGT31以上:危険
とされています。
つまり9月であっても、WBGTが高ければ熱中症への警戒が必要です。
環境省「暑さ指数(WBGT)について」
WBGTについて詳しく知りたい方はこちら。
MISSION LAB「WBGT(暑さ指数)とは?」
残暑期に見直したい7つの暑さ対策
1.「9月だから」ではなく毎日のWBGTで判断する
残暑期に最も意識したいのが、カレンダーではなく、その日の環境を見ることです。
朝が涼しく感じられると、
「今日は暑くなさそう」
と思ってしまうことがあります。
しかし、日中には気温が上昇する日もあります。
出勤・通学前や屋外活動前には、最高気温だけでなくWBGTも確認しましょう。
2.朝が涼しくても日中の暑さまで確認する
9月になると、真夏に比べて朝晩が過ごしやすく感じられる日が増えてきます。
ここで注意したいのが、朝と日中の体感差です。
朝の通勤・通学時は快適でも、昼から午後にかけて暑さが厳しくなることがあります。
屋外作業、ゴルフ、部活動、スポーツ観戦、アウトドアなど、長時間屋外で過ごす予定がある場合は、
「出発時の気温」ではなく「活動する時間帯の予報」
を確認しましょう。
関連記事:
「【2026年最新】9月まで暑さは続く?気象庁1か月予報から見る今後の天気と残暑の見通し」

3.水分補給の習慣をやめない
真夏には水筒を持ち歩いていたのに、9月になった途端に持たなくなる。
こうした「対策の早すぎる終了」にも注意が必要です。
暑い環境では、喉が渇く前からこまめに水分を補給しましょう。
大量に汗をかく場合は、水分だけでなく塩分・電解質の補給も意識します。
一方で、汗の量が少ない日まで必要以上に塩分を摂る必要はありません。
その日の暑さ・活動量・発汗量に合わせて調整することが残暑期のポイントです。
4.夏の疲れ・睡眠不足を軽視しない
残暑期には、気温だけでなく身体のコンディションにも注意します。
長く続いた暑さによる疲労や睡眠不足が蓄積している可能性があるためです。
特に、
・前日にあまり眠れていない
・朝食を抜いた
・疲労感が強い
・体調がいつもと違う
・二日酔いなどで脱水傾向にある
といった日は、無理な屋外活動を避けることも大切です。
熱中症対策は「暑さ」だけを見るのではなく、環境+体調の両方で判断する必要があります。
睡眠と暑さの関係についてはこちらでも解説しています。
関連記事:
「夜間熱中症とは?寝ている間の脱水と睡眠不足が熱中症リスクを高める理由」
5.休憩と身体冷却を続ける
残暑期でも暑い日は、日陰や冷房の効いた場所で定期的に休憩します。
屋外作業やスポーツなど、身体を動かす場面では特に重要です。
必要に応じて、
・冷房
・日陰
・送風
・冷たい飲料
・冷却タオル
・保冷用品
などを活用し、身体に熱をためない工夫をしましょう。
ただし、冷却用品を使用しているからといって、危険な暑さの中で活動を続けてよいわけではありません。
WBGTの確認、活動時間の調整、休憩、水分補給などを組み合わせることが基本です。
MISSIONの冷却技術について詳しく知りたい方はこちら。
MISSION「クーリングテクノロジー」
6.屋外作業・スポーツでは対策を早く終了しない
9月は、学校や仕事、スポーツ活動が通常のスケジュールへ戻る時期でもあります。
特に注意したいのが、
屋外作業とスポーツです。
建設、土木、警備、物流、配送などでは、日中の直射日光や地面からの照り返しを長時間受けることがあります。
学校では部活動や体育、秋の大会、運動会の練習なども始まります。
「9月だから通常運用に戻す」のではなく、WBGTが高い日は休憩回数を増やしたり、活動時間を短縮したりするなど、環境に応じて調整しましょう。
この2つについては、後日のブログにてさらに詳しく解説します。
7.熱中症のサインをもう一度確認する
暑さに慣れてくる時期だからこそ、熱中症の初期症状も改めて確認しておきましょう。
例えば、
・めまい
・立ちくらみ
・筋肉痛・筋肉のこむら返り
・大量の発汗
・頭痛
・吐き気
・倦怠感
などが現れることがあります。
熱中症が疑われる場合は活動を中止し、涼しい場所へ移動して衣服を緩め、身体を冷やします。
本人が自力で飲める状態であれば、水分や塩分を補給します。
呼びかけへの反応がおかしい、自力で水分を飲めないなどの場合は、速やかに救急要請につなげることが重要です。

9月の暑さ対策チェックリスト
残暑期は、出発・作業・運動前に次の項目を確認しましょう。
□ 今日の最高気温を確認した
□ WBGTを確認した
□ 活動する時間帯の予報を確認した
□ 飲み物を準備した
□ 睡眠・食事・体調に問題がない
□ 休憩できる場所を確認した
□ 必要に応じて冷却用品を準備した
□ 暑さが厳しい場合は予定を変更できる
全部を特別な対策として考える必要はありません。
「その日の暑さに合わせて行動を変える」
ことが重要です。
まとめ|9月からは「暑さ対策をやめる」のではなく「残暑対策へ」
9月になると季節は秋へ向かいます。
しかし、気象条件までカレンダー通りに変わるとは限りません。
今年は北日本・東日本を中心に、この先も高温傾向が予想されています。
そのため、
8月で暑さ対策終了
ではなく、
9月からは残暑に合わせて対策を調整する
と考えましょう。
ポイントは7つです。
① WBGTを毎日確認する
② 日中の暑さまで確認する
③ 水分補給を続ける
④ 睡眠・体調を見る
⑤ 休憩・身体冷却を続ける
⑥ 屋外作業・スポーツでは早く対策を終了しない
⑦ 熱中症のサインを再確認する
そして、最も大切なのは、
「9月だから大丈夫」ではなく「今日の環境は大丈夫か」で判断すること。
暑さのピークを越えた後も、その日の天候と身体の状態に合わせて、安全に秋を迎えましょう。
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暑さから、すべてのパフォーマンスを守る。
参考・外部情報
※本記事は環境省・気象庁等が公表している情報を参考に、MISSION LAB編集部が一般的な暑熱対策情報として編集しています。体調に異変がある場合は記事のみで自己判断せず、医療機関・救急機関等へご相談ください。
MISSION LAB編集部
MISSION LABは、公的機関が発信する情報をもとに、スポーツ、屋外作業、日常生活などに役立つ暑熱対策情報を発信しています。
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