【2026年版】9月の運動会・体育祭で熱中症を防ぐには?学校・保護者が確認したい8つのポイント
秋の運動会・体育祭シーズン。
「秋の行事」というイメージがありますが、2026年は9月に入っても暑さへの警戒が必要です。
気象庁の最新1か月予報では、東日本・西日本を中心に9月も高温傾向が予想されています。
運動会・体育祭では、競技する時間だけでなく、待機、応援、観覧、準備・片付けを含めて長時間屋外にいることが熱中症リスクにつながります。
そこで今回は、学校側だけでなく保護者・観覧者も含めて確認したい8つのポイントをまとめます。

1.開催前からWBGTを確認する
当日の最高気温だけでなくWBGTを確認します。
特に運動場は日陰が少なく、直射日光や地面からの照り返しを受けやすい環境です。
天気予報だけで判断せず、活動場所の暑熱環境を見ることが重要です。
2.競技だけでなく「待機時間」に注意する
運動会では、自分が競技していない時間も長く屋外にいます。
応援席や集合場所が直射日光下にあると、身体に熱が蓄積します。
テントや日陰、冷房のある校舎など、身体を暑さから逃がせる場所を準備しましょう。
3.水分補給できる時間を明確にする
「好きな時に飲んでよい」だけでは、競技や応援に夢中になって飲まないことがあります。
プログラムの途中に給水時間を設定するなど、全員が水分を取るタイミングを作ることも有効です。
4.競技時間・プログラムを暑さに合わせて変える
暑さが厳しい場合は、
・競技時間を短縮する
・休憩を増やす
・開始時間を変更する
・プログラムを変更する
といった柔軟な判断が必要です。
「予定通り実施すること」より安全に実施することを優先します。

5.子どもの体調を朝から確認する
睡眠不足、食欲不振、疲労、体調不良などがある場合は注意が必要です。
当日の朝は、
・よく眠れたか
・朝食を食べたか
・体調に異変がないか
を家庭でも確認しましょう。
6.帽子・日陰・身体冷却を活用する
帽子や日陰などで直射日光を避け、休憩時には必要に応じて身体を冷却します。
冷却タオルなどは、こうした場面の補助的な暑さ対策として活用できます。
ただし、用品だけに頼らず、WBGT・休憩・水分補給と組み合わせてください。
7.保護者・観覧者も熱中症対策を
見落とされやすいのが観覧者です。
長時間同じ場所で応援する保護者や祖父母も、暑さの影響を受けます。
飲料、帽子、日傘などを準備し、無理に屋外で観覧を続けず、定期的に涼しい場所へ移動しましょう。
8.「いつもと違う」を見逃さない
児童・生徒が、
・ぼーっとしている
・返事がおかしい
・ふらついている
・頭痛や吐き気を訴える
など、普段と違う状態であれば活動を中止します。
本人の申告を待つだけでなく、教職員・保護者・周囲の子どもたちも異変に気付ける環境を作ることが大切です。

前日の夜・当日の朝に確認
家庭
□ 十分に睡眠を取る
□ 朝食を取る
□ 飲み物を用意する
□ 帽子などを準備する
□ 朝の体調を確認する
学校・運営側
□ WBGTを確認する
□ 給水時間を設定する
□ 日陰・休憩場所を確保する
□ 暑さに応じてプログラムを変更できるようにする
□ 緊急時の対応を共有する
まとめ
運動会・体育祭は「秋の行事」でも、実施日の環境が秋らしいとは限りません。
特に2026年は9月も高温傾向が予想されています。
カレンダーではなく、その日のWBGT・天候・参加者の体調で判断する。
学校、家庭、子どもたちが共通認識を持って、安全な運動会・体育祭にしましょう。